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◆暑中お見舞い申し上げます。 長かった梅雨がようやく々々明けました。しかも、鹿児島および南九州の梅雨明け宣言は全国で最も遅かったとか。 記録的な豪雨続きの年だったので気象台も慎重だったのでしょうか。 でも、なんだか桜の開花宣言などと同じくのんびりとした土地柄を反映しているようにも思えるし、南にあるけど季節到来が遅いというのはへそ曲がりだけど微笑ましくも感じられ、少々ヤケ気味ですが明るく考えたいと思います。
◆ただ、この梅雨期間に当地では数々の災害が起こりました。 口蹄疫への警戒、豪雨による浸水や土砂崩れ、ブリ養殖日本一の長島で赤潮の大発生、桜島の昭和火口の活発化による降灰、そして日照不足に異常高温、それによる農作物被害など次から次でした。 特に、焼酎「侍士の門」の白玉米作りに取組んでいただいている「びっきょの会」がある曽於市中谷地区は、川が氾濫して集落を呑み込み田畑は土砂に埋もれて甚大な被害を受けました。宮崎県境に近接しているため口蹄疫対策にも追われていた中でのダブルパンチでした。 「びっきょの会」の下川幸春会長さんはじめ皆様には心からお見舞い申し上げます。
◆さて、そうした中、夏休みシーズンが始まって、先日の「海の日」連休あたりから全国各地の会員様や焼酎ファンの皆様が家族連れで次々に来訪されています。 相変わらず、バタバタしていて充分な対応が出来ないのですが、気持ち的には大歓迎です。 鹿児島の魅力を感じていただけるよう出来るだけのことはさせていただきます。 (地元会員様の一部の方々には急きょお手伝いをお願いして迷惑をかけております。お詫びと共に感謝を申し上げます。)
◆梅雨明けと同時に本番入りした今年の夏。 酷暑・猛暑・炎暑、他にどのような形容があるでしょうか。 これ以上ないくらいに暑い。もうどこにも逃げ場がないような。やや大げさですが、少し覚悟も要るような。 つまり、南の鹿児島人としての持ち前の明るさで乗り切るしかないと思うのです。 皆様のご健勝とご自愛を心からお祈りいたしております。
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