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この度の東日本大震災により犠牲になられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに ご遺族の皆様へ心からお悔やみを申し上げます。 また、被災された皆様へも心からお見舞いを申し上げます。 被災地の皆々様およびご関係の方々のご苦労をお察し申し上げますとともに一日も早い復興を お祈りいたしております。
宝納酒会会員の皆様、ゆかりの皆様へ
◇例年よりもかなり早い梅雨入りに加えて、台風まで接近しましたが、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。 前回2月に会報を出して以来、随分ご無沙汰してしまいました。 皆様にはご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
◇この4年間闘病していた父が2/11(「清酒蔵見学バスツアー」当日)に斃れ、葬儀に際しては、多くの会員様方にお見送りいただき誠にありがとうございました。 しばらく心に大穴が空いてショックが大きく茫然としていました。 そのため、2/19に迫っていた「平成23年度宝納酒会 焼酎新年会」の延期や中止もやむなしという状態でしたが、皆様の温かいお励ましに力を得て、追善のつもりで開催し例年以上の盛会裡に終えることができました。 本当にありがとうございました。
◇ところが、3/11の東北大震災発生に再び茫然となりました。 実は、前回2月号を書いた時にある科学者の方と県内出張することがあり、新燃岳と桜島が同時に噴火している異様な光景を眼前にしながら大爆発の可能性について語り合い、「小松左京の小説では、桜島と霧島が大噴火し、 さらに阿蘇山も続き…、そして富士山が大爆発して日本全国が…。確かあれは、3月12日頃でしたっけ…」と、約40年前の高校時代にむさぼる様にして読んだ記憶を口にしながら他愛なく空想していました。 そして、ゆめゆめそのようなことが無いよう願いながら書いたのが2月号でした。無論、直接的因果があるわけではないのですが、その符合に絶句するとともに深く悔いました。 3/11の臨時ニュースで震災発生を知り、被災地の大変な場景に既視感を感ずることがただ申し訳なく、東北方面の知己の安否への心配も重なって沈鬱になっていきました。
◇心身の不安定感に戸惑いながらも、一刻も早く現地へ赴き関係先を見舞いたいと気持ちだけははやりますが、過去に逸早く支援に駆け回った鹿児島八・六水害や阪神淡路大震災の時とは広域性や様相が異なる様に思え、残念ながら、私の身体能力ではお役に立てないと思います。 もうしばらくしてから伺いたいと考えています。
しかし、こちらにいても出来ることは一杯あります。 義援金等は、必ず協力しますし、個人的にも日々一定額を積み立てて日赤に送るようにしています。 皆様からは店頭募金にも随分ご協力いただいています。 また、業界関係やご縁のあった団体等のボランティア活動の後方支援なども出来るだけ協力しているつもりです。まだまだあるような気がします。 なお、宝納酒会でも何か出来たらと思い、とりあえず年会費収入から5万円を日赤に送りたいと考えました。誠に勝手ながら、会員の皆様にはご了承いただきたくお願い申し上げます。
今後、当会の様々な活動の中でも経費を切りつめて寄付にまわす体制を作りたいと考えます。当然ながら会の質は落とさないよう努めますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第です。 |
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